健康な状態と血流の状態の関係、首と頭蓋骨とさまざまな病気の関わりについての考察

健康な状態とは何か、

「内臓をはじめ、体中に血流が正常に流れている」

この一言です。

例を挙げて述べます。

タイプ1.首の骨が生理的湾曲(前湾)している人は健康な人です
タイプ2.首の骨が「直」(ストレートネック)の人は体片側半分の血流が悪い人です
タイプ3.首の骨が後方湾曲の人は全身の血流が悪く病的な人です

これからはあくまで例を挙げて述べるもので、それぞれの症状については多少バラツキがあります。
1のタイプの人は下顎を右いっぱいに横にずらしますと、頭蓋骨の右の乳様突起(耳たぶの下部、裏側付近の頭蓋骨にある小豆サイズの突起)が上方にズレ上がり、左の乳様突起は逆に下にさがり、その差は3.5cmくらいあります。
そのとき、左足も右足に比べて3.5cm程度短くなるものです。
この、3.5cmよりも少なく、2cmあるいは1cm程度しか動かなくなりますと、正常な首の前方湾曲から、体の不調を増しますと首の「直」または「逆カーブ」に近づいていくものです。

2のタイプの人は下顎を右イッパイ、左イッパイに動かしても同じ側の乳様突起、足の長さは片側のみしか動かなく、血流も片側だけが悪いこととなります。

3のタイプの人は、下顎を右イッパイ、左イッパイに動かしても、乳様突起、足の長さは左右ともに動かなく、全身の血流が悪く病的な状態ということとなります。

さらに例を挙げて述べます。
今、肝臓の悪い人の1.5m以内の近くにいいるとします。
血流のよい1タイプの人は、まったく自分の体には肝臓の悪い反応が出てきません。
ところが、1タイプから2タイプになりますと、1.5m以内に肝臓の悪い人が近くにいるだけで、問題がなかったはずの自分の体にも肝臓に異常反応が見られるようになり、1.5m以上はなれますと自分の肝臓の悪い反応が消えます。
2タイプ、3タイプの人は、特に3タイプの人は1.5m以上離れても、自分の体に出た肝臓の悪い反応が消えないものです。
元々、自分の体が肝臓が弱い上に、肝臓の悪い人に近づくと相乗反応を起こし、自分までも命を落とすことになりかねないものです。
日々、体調の悪い患者さんたちと接している医者も、1タイプであることに努めなければ、
自分の体に受けた影響が消えずに、医者の不養生などといわれてしまう結果となるものです。
医者、歯医者で若くして命を落とすのは・・・。

これらは、人体にも電気的、磁的な性質があり、電気のプラスやマイナス、磁石のN極やS極のような性質が各所にあり、
病気の人は体からその病気に応じたプラスやマイナス、N極やS極の反応を外部に出しており、それらが1.5m以内に近づくことで他者にも感応してしまうというものです。
血流が全身にしっかり流れている1タイプの人は、仮に他者の悪い症状に感応しても、潤沢な血流にて自分の本来の状態に戻す力(自然治癒力など)があるといえます。

2タイプの人は、歯の片側1歯でも歯を抜いたり、削ったりした後、1回でも上下の歯をかみ合わせることにより、身体全体のバランスを崩してしまうことになります。

体全体のバランスを崩しますと、
左右の耳たぶの下部の裏側の頭蓋骨に凹みがありますが、この凹みの位置の近くに首の骨の1番上の頚椎1番の左右横に伸びる横突起があります。(その後ろの突起は乳様突起)
歯の噛み合わせが狂いますと、頚椎1番の横突起の左右の位置が上下または前後、当然にその後ろにある左右の乳様突起も上下・前後にずれるために、頭蓋骨全体がねじれることにより、内臓をはじめ身体全体のバランスが崩れることにより、川の水を堰とめるように血流も流れの強いところと流れの悪いところが出来る事により、血圧が上がる原因のひとつとなります。
生きている人は、首の骨の上から1番2番目くらいまで、脳幹が垂れ下がっています。この脳幹は死亡したときには上に上がり、頭蓋骨内に収まります。
脳幹は下等動物にもあります。
呼吸、体温、生理的作用を司る大切なものです。脳幹では、小さな針のような傷でも即死となり、それか首の骨を捻ることにより、脳幹に影響を受けますと原因不明の病気の原因のひとつとなります。
大部分の病人は、今まで述べた症状を引き起こしているものです。

左右の歯を抜いたり、削ったりしますと、首の骨は3タイプの後方湾曲となります。

現在の大部分の歯医者は、歯を削ったり抜いたりの治療をした後、バランスの崩れた身体を元に戻さないで歯の被せ物、入れ歯を装着してしまいます。
2タイプまたは3タイプになってしまいます。
歯の矯正治療をした人、インプラントを埋め込んだ人も3タイプとなります。
歯並びが悪いとか、歯に被せ物が入っていますと、自覚症状がなくても顎関節に異常を起こします。
この状態で、一般的な顎関節症治療で使用されているようなマウスピースを装着しますと、下顎が前方にずれます。つまり、顎関節の下顎の骨に対するメス側の側頭骨が、たとえば右側からみた顎関節の右側の側頭骨の、時計の針と逆方向(反時計回り)に回転します。左側の側頭骨も同じ方向に回転します。
左側の側頭骨も同じ方向に回転します。
また、側頭骨のみの回転だけでなく、頭蓋骨全体が同じ方向に回転します。
背骨の上から5番目まで(ほとんどのケースでは3番目まであるが)は前方にずれ、
背骨の下部の、下から5番目まで(ほとんどのケースでは3番目まで)は同じく前方にずれ、左右のお尻は後方へ突き出し、左右の肩は前方に出てその為に背骨の真ん中あたりは後ろに膨らむ格好(姿)となります。
この場合、足はO脚となります。

この側頭骨の左右が逆方向に回転しますと、頭蓋骨の左右がねじれるだけでなく、左右の眼の視力も違い、左右の鼻詰まり、鼻水、耳にも異常を起こすだけでなく、首の骨、背骨、骨盤、左右の足の長さも異なり、片足はO脚、反対側はX脚となります。
左右ともにX脚になりますと、3タイプとなります。
全身の血流が悪く、左右の視力も悪く、全身が冷え症といったタイプは下顎が奥へ入り込んでいるだけでなく、全身の関節の隙間も狭くなっています。症状が顕在化していれば、身体が硬い、動きが悪い、関節が痛くなりやすい、という状態です。
この時の顎関節のメス側の側頭骨は、右側から見た場合、時計の針の方向(時計回り)に回転しています。左右の側頭骨は同じ方向に回転をしているものです。

歯並びの悪い人は、元から2タイプ、3タイプになっているものです。
歯の矯正治療により、歯を動かすと頭蓋骨までも動き、頭蓋骨を動かしますと、首の骨、背骨、骨盤、足先までも動き原因不明の身体の不調を訴えるようになるものです。
また、頭蓋骨の成長は40年前の医者の教科書では、男子20歳、女子18歳まで成長を続けると書いてありますが、現在は個人差はあるものの、それよりも早く成長が終わってしまうものです。
頭蓋骨の成長時期に、頭蓋骨には触れてはならない(歯列矯正など含めて)、頭蓋骨を壊してしまうことになります。
成長時期に骨盤を正常にしさえすれば、自然と頭蓋骨も正常に成長するものです。
成長が終わりますと、骨盤を正常に治しても頭蓋骨は動きません。骨盤を正常にした直後に、頭蓋骨を動かさなければなりません。骨盤がずれた状態で頭蓋骨を動かしますと、頭蓋骨を壊してしまうことになります。
6才くらいで大人の歯が萌出してくるものです。その頃から骨盤を崩れない様にメンテナンス、管理しておけば、歯並びが悪くなることはないものです。
今まで述べましたのは、歯医者だけが悪いということではありません。
確かに、全身を診てこなかった大半の歯医者は病気の原因を作ったので悪いのでありますが、生まれつきの先天性の病気以外、病院に入院している人の大部分は歯の治療をしてから身体を壊している、体調を悪くしているものです。

感染症以外は、主として対症療法をしているものです。
この、対症療法において出される薬は、医者の大部分は病気にあった処方をしているつもりでも、患者にあった薬を出していない、患者に効きすぎる(強すぎる)薬、または毒となってしまう薬(または腐った食べ物も同じ)を服用、または薬を持っただけでも血流が悪くなり、先ほど述べた2タイプ、3タイプとなります。
患者が欲している薬ならば、左右の乳様突起、左右の足の長さ(自分の身体でテストするのに最も簡単にわかる部位です)は左右揃っているものです。
その状態であれば、血液検査をしても正常値近くになるものです。
人間が1タイプの状態になれば、自然治癒力を発揮するものです。
血流が悪くなれば、簡単に電磁波の影響に侵されるだけでなく、外的要因の感染症や花粉症、自分の身体に合わない薬、健康食品(サプリメント)などにより、簡単に影響を受けるものです。
また、上下の歯の無い総入れ歯の人で、顎関節症を治した上で上下の入れ歯を作った人は、首の骨は1タイプの状態ですが、入れ歯を外しますと一瞬にして3タイプとなります。首の前方湾曲から、後方湾曲になります。
そのときの脳幹のストレス指数は上昇し、全身の血流が悪くなり、自然治癒力が低下します。

血流が悪くなりますと、筋肉の上に指1本を押し込みますと凹みの回復が遅くなります。ひらたく言うと、ハリがない状態ともいえます。
特に、死期が近い人は凹みが取れないものです。