歯を削ったり抜いたりすると…

奥歯を削ったり、抜いたりしますと一回でも噛んだ瞬間的にその側の下顎が後方へ下がり(両方抜くと左右共に後方へ下がる)、顎関節のメス側の側頭骨の関節窩(下顎の骨が入る穴)を介して、下顎が奥へ押しやるために顎関節のメス側の骨である側頭骨も回転の捻れをおこし、それに接する”こめかみ”(蝶形骨)も機械の歯車のように回転をおこします。さらにそれに接する上顎骨の奥側が下に下げられ、上の奥歯のドテと歯が下に下がり、口は三角定規のように奥に行くにつれて狭くなります。そのために下顎が奥へ押し込められるためにさらに下顎のドテと上顎のドテとの隙間を狭くしてしまうものです。

例えば、上下の奥歯を抜けたまま長期間放置したために上の歯のドテと下の歯のドテがくっついているものです。一つの入れ歯を入れるにしても、5mmの隙間が必要です。上下の入れ歯だと1cmの隙間を作らなければなりません(1cm位だと回復は難しい)。
上の奥歯または上の顎のドテが下に下がっていると、下がっているドテ側の背骨の下部が前方にズレて捻れをおこしているものです。
左右の奥歯またはドテが低いと背骨の下部は前方にズレをおこして常に腰痛になり、その背骨と関係する内臓の血流が悪く、機能低下だけではなく、内蔵と関係する顔の一部分、手足・指の一部分の血流が悪く、冷え性だけでなく、皮膚、筋肉痛、関節痛等の異常反応(磁石ではプラス、マイナスの両方の反応をおこし、つまりその部分がパニックをおこしている)をおこします。

上顎の骨が下へ下がっているのは必ずしも奥歯の部分だけではなく、前歯もあります。特に奥歯のドテが下に下がっているタイプが多いものです。このような症状を除去するには、下がっている部分の上顎のドテを上に上げればいいのですが、ただ上に上げれば良い(不眠症、昼間眠いのは逆に前歯寄りのドテが上に上がっている)ということはないです。体中の一ヶ所でもズレをおこしていますと、全く動かないものです。
骨盤や背骨、首の骨、頭蓋骨も、そして当然顎関節もすべて正常な状態を作り、最後に水平ベッドの上で仰向けに寝かせて、すべて正常な状態になっているか確認した上でもう一度骨盤を正常に保持させたまま(骨盤と頭蓋骨は互いに補正し合っている)で、上顎の骨が下に下がっているところを上にあげると、背骨の前方にズレていた骨が動くものです。

上に上がっているところは下に下げなければなりません(鼻づまり、不眠症のタイプは上に上がっています)。

歯の被せ物、入れ歯を作るときのバイト(歯型)をとる時に、出来るだけ正確に近い歯の被せ物、入れ歯が出来るものですが、水平ベッドから椅子に座ると必ず歯の噛み合わせのバイトは狂っているものです。当然数歩でも歩くと狂い、骨盤が狂うと頭蓋骨も狂います。当然歯の噛み合わせの高さも狂うものです。ただし電磁波と反応する材質の歯の被せ物、入れ歯、チタン製のメガネ、チタン製装飾品また電磁波と関係はありませんが、自分の体に合わない薬、健康食品(塗り薬、飲み薬)を身につけるだけで左右の顎関節のメス側の骨である側頭骨の乳様突起、また左右の足の長さ及び体全体の捻れをおこします。そのために血流が悪くなり、さらに血流の悪い人ほど、副作用としての反応が強く出るものです。このようにして原因となるものを取り除いた上で、左右の体全体のバランスをとった状態のままで、歯の噛み合わせの調整をしなければなりません。つまりその状態とは、歯型をとる材料でぐっと噛ませて歯型(バイト)をとると、バイトに強くあたるところに穴があき、そこを少し削ると背骨の捻れをおこしていた部位が正常になります。捻れをおこした部位と関係する内臓は血流が流れて温かく感じます。

次回は <歯の矯正治療をすると…> を予定しています。