歯と体全体との関係 歯の噛み合わせ治療と顎関節症 整体治療

歯の噛み合わせに問題がなく、体全体のバランスがとれている健康の人に、仮に右側のどこか1歯を削ったり、抜いたりしますと、一瞬にして右側の脚が短くまた右側の顎関節のメス側の側頭骨の乳様突起(耳穴からななめ後ろ下4cmくらいの位置に下に向いた小豆サイズの突起)及び、口の中の上顎の歯のドテ(歯肉)の1番奥の歯のドテが切れたところか1cm奥に右側の米粒位の突起も一瞬に上にあがり、また右側の腰骨も左よりも右側が上にあがり、その為に女性ならばスカートが回転を起こすものです。

一般的には、顎の痛み、音が鳴るならば2~3回の治療で治るものですが、歯のかぶせ物が上下に右も左も多くあればある程、また、電磁波と反応する材質の歯、また、歯の矯正治療をした経験がある、歯のインプラントが入れてあると、必ず歯のかみ合わせは低く作ってあるものです。
その為に姿勢は前かがみになり、背骨の上から1番2番(心臓)3番(肺、気管支)背骨の下から3番目の腰椎3番(名称に”腺”がつく臓器に関係:前立腺、乳腺、胸腺、甲状腺、唾液腺)、その下の腰椎4番(大腸)その下の腰椎5番(子宮、前立腺など泌尿器系)が異常反応するものです。

それ以外に姿勢が前かがみになりますと、指先、足先が冷え性となり、前かがみの傾きが大きくなりますと、段々と広範囲の冷え性となり、例えば足の膝から足先までというように、当然それに関係する内臓も機能低下を起こしているものです。(膝下からくるぶしあたりまで内臓と関係する部位が多い。くるぶしから足先は胸上から頭の先までと関係する部位)
さらにもっと、前かがみ傾きが大きくなりますと、全身が冷え性となるものです。
そして前かがみになっていますと、頭のおでこと前頭骨が奥へ引っ込み、逆に下顎が前に出てくるものです。
前かがみになっていますと、アレルギーの反応を起こすだけでなく、精神、感情問題(情緒不安定)、歩行困難、思考力減退・低下、アレルギー(食物、接触物)などを起こしやすくなるものです。
また例として、下顎が右方向にずれを起こしていますと、体の左側全てが異常を起こし、左右の足の長さの違い、左眼、左鼻、左の首・肩の凝りだけでなく、左側の内臓だけでなく、左側の足先まで血流が悪くなるものです。

これらの異常反応は、左右の長さ、左右の乳様突起が揃っていても、治ってはいません。
治っているかを確認するには、左右一対の蝶形骨が正常になっているかです。それには口の中の上顎の歯の奥(前歯から5~6cm奥の位置)の歯のドテが無くなってからさらに1cmほど奥にある米粒大の突起を左右前後上下に揃える必要があります。顎関節症を治した上で、歯の噛み合わせのバランスをとります。これは左右の米粒大の突起が揃い、体全体のバランスがとれ、血流がスムーズになると身体が軽くなるものです。慢性の病気で苦しんでいる人の全てではありませんが、8割程度の人は助けることができるものです。
インフルエンザワクチンを打たなくてもインフルエンザにかかることもなく、花粉症になることもなく、癌と診断されても時間的猶予があれば癌は消滅し、杖を持って歩かなければならない人でも、体のバランスをとれば杖は不要となるものです。

一般的に、歯の噛み合わせの低い側に鼻水、高い側は鼻詰まり、噛み合わせたときの奥歯の低い側の脚の付け根の股関節の足の大腿骨が前方にずれ、股関節の上下の隙間が狭くなり、膝の内側の太い骨(脛骨)が前方にずれ、
また、逆に噛み合わせた時の奥歯が高いと、足の大腿骨が後方にズレ、膝の脛骨も後方にズレるものです。当然、その側の肩も後方にズレるものです。

また、足のくるぶしに負担がかかり、異常を起こし、歯の低い側の肩は前方の前かがみになり、左右の歯が低いと左右ともに前かがみになるものです。
左右の眼は歯の低い側は下へ、歯の高い側は上にずれあがり、低い側の眼精疲労や視力低下が起こります。耳は左右ともに異常を起こし、歯の低い側の頬骨が前に出ていると、左側の膵臓、左の頬骨が前に出ていると右の肝臓が血流が悪く弱っているものです。
この場合、これらの外科手術は成功しても、血流が悪ければ治るということは無いでしょう。

身体の胴体の上部の内臓(心臓・肺)に異常があるならば前歯のこと、身体の胴体の下部(大腸、子宮、前立腺)に異常ならば奥歯のこと、真ん中辺りの内臓に異常があるならば真ん中あたりの歯を調整します。

また、足のかかとに違和感を覚えるならば前歯のこと、足の指先寄りに違和感があるならば奥歯のこと、足の指、手の指の親指は奥歯のこと、小指は前歯のこと、また、指の関節の隙間が正常よりも狭ければ、その指と関係する歯が低い、隙間が広ければその歯と関係する歯が高いという事です。
顔のまつ毛の上3cmくらいの位置の違和感でまつ毛の長さの真ん中は副腎、それよりも内側は脾臓、外側は心臓、眼は肺、気管支、左右の眼と眼の間のくぼんだところは小腸、鼻の両脇の左上側は左前歯、左下側は左奥歯の反応、鼻の下は食道、眼の下は腎臓(左目の下ならば左の腎臓)その下は肝臓(左の頬骨が前に出ている)ば膵臓、(右の頬骨が前に出ている)、口唇は胃(胃が悪くなっていると口唇ヘルペスが出やすいことからもわかる)、唇の下の下顎は前立腺、子宮、その顎の裏は肛門、大腸は首と肩とのラインの真ん中、真ん中を押すと痛みが出る、胆のうは眼の外側の延長線上のこめかみの辺り、または脚の付け根から膝までの外側、内側の筋肉に凝りがあり、たとえば自転車で坂道が登れなくなくなったり、階段を上るのがとても億劫になったりするものです。

脚の付け根から膝までの前寄りの筋肉は胃の反応、その裏側は小腸の反応、右足の膝は肝臓、左足の膝は膵臓、左足の膝と左足首の前よりは左側の大腸、右足の膝と右足首の前よりは右側が大腸、その足の裏のふくらはぎは脾臓、くるぶしは前立腺と子宮、首と肩のライン上の少し下、首よりは前歯のこと、肩よりは奥歯のこと
これらのすべての反応が一致して歯のかみ合わせのどの部位が高いのか低いのかを決めるものです。
ただ歯を削って歯をかぶせる、またはそのまま入れ歯を入れるということでは、患者はドロ沼状態に入り、病院にいっても急性症状(長くても10日前後の)は解消できても、慢性の病気は治らないものです。

家に例えるならば、一部の柱を取り除くと家は傾き、取り除いた柱をもう一度入れようとするならば、短く削らなければ入らないものです。歯も咬合もこれと同じでいったん歯を削ったり、抜いたりした瞬間に一度でも上下の歯をかみ合わせてしまうと、頭蓋骨の捻れが発生し、首の骨、背骨、骨盤、脚または手に捻じれが起こるものです。

水道のホースを捻ると水の出が悪くなるのと同じように、内臓、筋肉、関節などいろいろな部位に症状が出て、緊急の場合は病院での対症療法も必要ですが、症状が落ち着いてから原因除去である顎関節症と頭蓋骨の蝶形骨を正常にしながら歯の噛み合わせの根本治療をやるべきです。