健康な人は、
上下の歯をかみ合わせたとき
大きく口を開けたとき
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左右の足の長さが揃っており、当然、左右の乳様突起も揃っているものです
上下の歯をかみ合わせたとき、左右の足の長さ等が揃っているということは、全体の歯のかみ合わせのバランスがよく、また、口を大きく開けた時、左右の足の長さおよび乳様突起も揃っているならば、頭蓋骨および体全体の骨格もバランスがとれ神経も正常に働き、血液も全身にバランスよく流れているというだけでなく、自然治癒力が発揮される状態であるということです。
(脳幹のストレス指数が低くなっている状態)
脳幹のストレス指数が低くなれば、大病になっていても助かる確率は高いものです。
横向きで寝ていたり、バランスの悪い姿勢をとったりして、一時的に身体のバランスが崩れていますと、必ず左右の足の長さが揃っていないものです。
また、乳様突起も同じです。
健康な人は、この時、上下の歯を軽く2~3分噛みますと、左右の足の長さが揃うものです。
この時、頭蓋骨だけが捻じれが取れるだけでなく首の骨も、背骨も、脚も正常になり捻じれがとれ、内臓も大脳も筋肉も血流がよくなり健康体になり、大きな病気にかかりにくい状態となります。
上下の歯を噛んだとき、左右の足の長さ(左右の乳様突起も同じ)が揃っていないということは、歯の噛みあわせが悪いだけでなく、頭蓋骨もずれ、捻れを起こしているということです。
そして、口を大きく開けると左右の足の長さが揃っていなかったものが、さらに今以上に左右の足の長さが大きくずれたり、または左右の足の長さが左右の長さが逆になったりしますと、頭蓋骨だけがずれたり捻れたりするだけでなく、首、背骨、骨盤、脚など全てがずれ、捻れを起こすだけでなく、大脳、内臓、筋肉なども連動して捻れることにより、一部に血流不足を起こすものです。
慢性的な病気で病院に通院している人、薬などを常用している人は必ずといっていいほど、歯のかみ合わせのバランスが崩れ、歯に被せ物をしていたり(材質により影響は異なる)、また歯の矯正治療をした人、歯のインプラントを埋め込んでいる人も必ず歯の噛み合わせのバランス不良また身体にチタン金属を埋め込んでいる人も、電磁波の影響により血流が悪くなると、頭蓋骨のずれを起こしているものです。
例として述べます。
片側の左の奥歯を削ったり、左の奥歯を抜いたりしますと、一瞬にして左足が短くなり、また、左の顎関節の下顎の骨が入るくぼみ(穴)である、側頭骨の乳様突起(耳たぶ下部、裏の頭蓋骨あたりの小豆サイズの突起 ※詳細は過去のコラム)も上にずれるものです。
この場合の左の奥歯を削ったり、抜いたりしていますので、下顎が左後方向、さらに奥の(頭蓋骨の中心)へ回転をおこし、口を開けると三角定規の様に奥へ行くほどに狭くなっております。
そのため、上顎と下顎の距離が小さくなり、この状態で入れ歯、歯の被せ物を作ると低い歯ができるものです。
さらに、顎関節の下顎(オス側)に対して、メス側の側頭骨は下顎に奥に押され、この場合、左側から見てメス側の側頭骨は時計の針方向と逆方向に回転するために、側頭骨の前の骨である左上奥の上顎骨並びに左上の歯のドテ、歯も下にさがりますます上顎骨と下顎との間の距離は小さくなり、高さの低い歯を作ることになるものです。
大部分の歯医者は、1番奥の奥歯は噛まないから必要ないと申すものです。
顎関節症を治さないで実際に歯を作っても噛めないものです、顎関節症を治して歯を作らないと噛めないものです。
左の1番奥の歯が低いと、左寄りの前立腺、子宮、直腸、大腸に悪影響を起こし、頭の後ろの左寄りの部分に血流が悪くなるものです。(前歯に隙間が空いていますと、心臓、肺の機能低下をおこします)
骨の一部分がずれ、捻れを起こしますと、それを補正するために全身がずれ、捻れを起こすものです。
頭の上の骨(前頭骨、頭頂骨、後頭骨)の左前と右後は対角線上に膨らみ、左後と右前の骨は逆に下にさがるものです。
当然、歯を支えている上顎骨も同じです。
左前の上顎骨および左歯のドテと右後上顎骨および右奥歯のドテが上にあがり、この様に、雑巾の水を絞るように骨がずれるものです。この様に、歯を抜いたところ、歯を削ったところ、歯が噛みあっていない当たらない部位の歯のドテは必ず上の歯のドテは下にさがってくるものです。
背骨も同じです。背骨の上部と下部では捻れをおこし、捻じれの支点となっているところ、または背骨の骨が片方は前へ、他方は後ろに捻れていますと、前に捻れている側に関係する内臓への血流が常に悪くなるために、慢性の病気としていつまでも続くものです。
(下痢、胸やけ、心臓が弱い、動悸、肝臓が弱い、腎臓が弱いなど)
一般的な医者は、根本の原因除去はしない(できない)ものです。
例えば、高血圧ならば脳だとか心臓だとかに負担がかかるので。。。と言うものです。
アトピー、アレルギー性鼻炎、各種アレルギー、喉の不調など、薬で対症療法的に症状ごまかすだけ、軽くするだけで、本当に治るということはほとんどないものです。(軽度のものは炎症を抑えて治ることもあるでしょうが)
自分の血液をよく流すことこそが最高の薬であるといえます。
話は逸れましたが、
骨盤も股関節も膝もくるぶしも足の裏も手足の指も自覚症状が無くても、ある器具で波長検査をすれば反応が出てくるものです。
全体の歯の噛みあわせの高低もこの“測定器”で反応が出てくるものです。
顎関節症の治療も同じです。
顎関節症は身体全体がずれ、捻れているものです。
マウスピースで治るということはまず無いです。逆に、身体を悪くするものです。
治療の流れとしては、
1回目で骨盤を正常にする→背骨→首の骨→頭蓋骨などを正常にしますと、
・顎が痛い
・口が開かない
・音が鳴る(音の種類は問題ではありません)
などの症状は、たった1回のアジャストメント、調整で1/3程度の症例で症状が軽くなり、
※治療成功確率は謳えませんので、症例の割合としております
自覚症状も消える(通院しなくなる)という患者さんもいますが、最終原因は「歯」です。
それでは、
新しい歯、入れ歯(ほてつ物)は
骨盤→背骨→首の骨→頭蓋骨→左右の肩関節・肘・膝→頭蓋骨の中心に位置する蝶形骨を正常にした上で仮歯を作り、そして歯型を取る直前、そして新しい歯を入れる直前(数分前。時間が経つと再度ずれるため)には必ず骨盤から頭蓋骨、および頭蓋骨の蝶形骨を正常にした上で、新しい歯を入れて、また体の調整をしなければなりません。
歯型をとるとき、新しい歯を入れるときには必ず直前に(2~3分前に)体全体のバランスをとった上で、即時に新しい歯を入れ、噛みあわせの歯の調整をする事です。
そのときに歯を噛んだとき、口をあけたとき、その際の左右の足の長さ、左右の乳様突起がずれを起こしていないかを確認することで、患者さんにとっての本来の、正常な歯の噛み合わせとなるものです。