歯の矯正治療後の身体の不調・原因不明の病気

歯の矯正治療、歯列矯正と身体の不調や原因不明の病気との関係

歯の矯正治療(歯列矯正)をする人は、元々歯並びが悪いが故に体全体が捻れ・ずれをおこし、身体の不調を持ちながらもそれなりに体のずれ・捻れで体全体のバランスをとっています。

ところが、
身体が捻れ・ずれをおこしたままで歯並びを整える治療をする為に、上下左右の4本の歯を抜き歯を動かす結果、頭蓋骨迄もがさらに不正に動くものです。
いきなり頭蓋骨を動かしますと、頭蓋骨を壊す事になります。

また、歯の矯正治療中に骨盤、背骨、首の骨、頭蓋骨等を調整しますと、ワイヤをかけて歯を動かそうとしても、歯は全く動かないものです。

逆に、歯列矯正で無理やり歯を動かしますと、歯並びだけはきれいになっても、頭蓋骨、首の骨、背骨、骨盤と各骨が捻れ・ずれが生じ全身に歪みがおこるために、身体の様々な部分に不調があらわれたり(場合によっては精神的な不調も)、原因不明の病気にやまされたりという事が起こります。
このコラムでは、なぜそのようなことが起こるのか、どのように治療ができるのかを解説してみます。

本来、頭蓋骨を調整または動かす直前、数分前には人体の中で1番大きな骨の集まりである骨盤から調整を始め、下から順に背骨、首の骨、そして最後に頭蓋骨へと調整するものです。
頭蓋骨から調整しますと、頭蓋骨を壊す事になります。

頭蓋骨から調整して、首の骨、背骨、骨盤、脚等の捻れやずれが正常に戻る事はありません。逆に悪くなるだけで、首の骨は後方湾曲となり病的な状態となります。
捻れ・ずれの調整は必ず骨盤が起点となります。

一旦歯の矯正治療をした後、もう一度首の後方湾曲を前湾(生理的湾曲)に戻し、体全体の調整をしながら、歯の噛み合わせの調整(低い歯は高く、高い歯は低く)をしなければ、歯の矯正治療の後遺症は治りません。

以前もこちらのコラムで、顎関節症の治療にて1~2回で自覚症状が取れるケースについて申し上げましたが、歯の矯正治療をした人は普通のずれ以上に体全体が壊れている為に、個人差はあるものの簡単に治るという事がありません。

歯の矯正治療をする前の歯並びの方が、調子が悪いと言ってもまだ身体が楽だったという人もいるものです。また、歯の矯正治療をした後、歯並びが後戻りした方が身体が楽になったと言う人もいます。
最悪の場合、歯の矯正治療をしたために自分ひとりでは歩けなくなった・・・という人もいます。(神奈川県の歯科大学で矯正治療をした人)

4本の歯を抜いて歯並びを整えますと、
横から(側頭骨側から)見た場合に頭蓋骨の中心を軸として後ろ方向に円を描くように回転します。

極端な言い方をしますと、オープンバイトの様な状態となります。
常にこの様な頭蓋骨に力がかかるような働きをします。

その為に、大脳の後ろ半分は血流不足、そして左右のおでこの前頭骨は内施(奥へ入り込む)をおこし、内施をおこしていますと精神的な異常、感情的になりやすく、集中力が欠け、アレルギー症状や歩行困難などの症状を発現しやすくなるものです。

また、口の中の上顎骨の前寄り(前歯)と後寄り(奥歯)とが天秤の様に、後寄りの方が下にさがり、その為に後寄りの骨を上に押し上げる力が必要となります。

後寄りの歯を高くして、後寄りの骨を上に押し上げる力が必要となります。その為に、骨盤、背骨、首の骨、頭蓋骨等の各骨の捻れ・ずれを取り除いた上で身体のどの部位も緊張していない、ストレスが無い中立な状態を作り、歯の高さを決めなければなりません。

話しは逸れましたが、
頭蓋骨を横から見た場合、頭蓋骨の中心を軸として前側の前頭骨、後側の後頭骨が後ろの方向に円を描くように回転しますと、首の骨も上半分以上は後ろへ、下半分は前方にずれ、背骨も全部で17個あります。(胸椎12個、腰椎5個)
そのうち、上半分は後方、下半分は前方、同じように骨盤も上半分は後方、下半分は前方にずれる為に、身体の胴体の下半分の内臓も血流が悪くなり、
脚も膝から下の足首迄も血流が悪くなり、足の甲、裏も同じような状態となります。

さらに、前回のコラムで述べましたように、
去年の10月頃から、大部分の人が侵されている、背骨の上から2番(心筋)3番(肺)9番(副腎)11番(左腎臓)・12番(右腎臓)15番(腺)が加わり、さらに身体の不調が増します。

この様に、歯の矯正治療をした後、体全体のバランスをとりながらもう一度歯の噛み合わせの高低を調整しなければなりません。

確認テスト:
歯の矯正治療をした人→足を少し開き(10cmくらい)立ってみてください。
2~3分ほどしますと、身体が前後にゆらゆらと動くものです。
※健康な人は横8の字を描くように身体が揺れる

また、下顎を右イッパイに横にずらしてください。
右の乳様突起と左の乳様突起との高さの差は少ししかないか全く無いかです。
同じことは左イッパイ横にずらしても起こるので確認してみてください。

健康な人ならばこの様に下顎を動かした時、左右の乳様突起の高さの差は4cm程度はあるものです。

また、仰向けで寝て同じことをしますと
健康な人ならば反対側の足は4cm位短くなりますが、不健康な状態では全く動かなくなったりします。

歯の矯正治療をした人の首の骨は後方湾曲となり、左右の首・肩が凝ります。後方湾曲は“病気の中の病気”とも言われ、医者に診てもらっても治りません。

また、歯の矯正治療をした人に、指一本でも触れますと、自分の身体にも同様な変化がおき体の不調となりますが、健康な人は数日で元に戻ります。
身体が弱くなっている人(自然治癒力や回復力、抵抗力が低下している人)はそのままの状態が続きます。

また、そのような人は血流が悪い為に簡単に電磁波に侵されます。
健康な人でさえ、白い歯の被せ物(一般にセトモノ、セラミックと呼ばれているインレー)のジルコニア、e-max(イーマックス)などは屋外、電気製品があるところ、また殺菌灯等でも簡単に電磁波に侵されます。
その場所から離れれば、元の正常な状態に戻りますが、自分の身体に合わない効き過ぎる薬、不必要な薬を所持・服用していますと、首の骨は後方湾曲となり、何らかの処置をしないと元には戻りません。

確認テスト:
部屋の窓を閉め切って、室内の照明・電気のコンセントを全て抜いた状態を作ります。
リモコンスイッチの照射口を(ボタンのスイッチは押さない)自分の身体に向けてください。
今度は右の乳様突起が上にあがり、右側の血流が悪くなります。

車のスマートキーの照射口を自分の身体に向けてみてください。
赤外線電磁波の為に、左の乳様突起が上にあがります。
そうしますと、身体の左側の血流が悪くなります。

今度はリモコンスイッチ、スマートキーの両方を自分の身体に向けてください。左右の両方の乳様突起が上にあがります為に、判らなくなりますが下顎を右イッパイ、左イッパイに横にずらしても、全く左右の乳様突起は動きません。首の骨は後方湾曲です。

次回「歯の矯正治療後、歯の補綴物(被せ物、入れ歯)の後遺症」について述べます。