新型コロナ(COVID-19)に感染した人で、最近「コロナ後遺症」らしき人が増えてきています。
コロナ感染の軽快後しばらく経っても、身体のだるさ、呼吸困難、咳、頭痛、記憶障害・思考障害(ブレインフォグなど)、睡眠障害、味覚・嗅覚障害、頻尿、尿漏れ等の症状を持っている人が増えてきています。
頻尿、尿漏れは次回のコラムで述べます。
これらの症状をすべて持っている人も居れば、味覚・嗅覚障害だけで、他は正常という人も居るものです。
この様な後遺症に悩む方々が、身体にどのような異常、変化をおこしているのかについて述べます。
頭蓋骨の後ろの後頭骨は前方にずれる為に、前頭骨は前方にずれます。
そして、身体を波長測定器で調べますと、頭蓋骨の左右から内側に締め付けられる反応をしています。
眼は貧血状態をおこしています。特に、今迄こういった事が無かったのは、首の骨の7個の骨は全部前方にずれ、背骨の17個の骨は全て骨盤の上から下迄の4ブロック、お尻の尾骨の7個全ては前方にずれています。
首の骨、背骨、骨盤、尾骨すべてが前方に、または首の骨の1番上から尾骨の下の骨迄、全ての骨が左右互い違いにずれ・捻れをおこしているかのどちらかです。今迄(新型コロナの流行以前)であれば、ずれ・捻れをおこしているのは一部分の骨だけであったものが、後遺症をおこしている人においては、首の骨から尾骨までの全部の骨がずれ・捻れをおこしているという事です。
骨のずれ・骨格の歪みにより血流が悪くなり機能低下を引きおこすことが後遺症の原因
また、それに関係する内臓、筋肉、関節すべてが血流が悪く、機能低下をおこしているという事です。
頭蓋骨と首の骨の1番上との間の脳幹にも異常をおこし、自然治癒力は低下をおこします。
脳幹は頭蓋骨内の下部の中央に位置していますが、身体が生きている時は首の1番上の骨まで(人によっては2番目の骨まで)垂れ下がっています。
脳幹は下等動物にもあります。
呼吸、体温や血圧の調節、生理的作用を司る役目をします。又、脳幹は針で少しの傷をつけただけでも即死となります。対して、大脳等は針で刺したくらいの傷では死に至る事はありません。
足のX脚と同じように、左右の肩は後方にずれ(O脚では前方のずれ)頭蓋骨は左右から内側に締め付けられ、肩関節、股関節、膝、足首は内側に押し込まれ、又は内側に“くの字”の様に曲がる反応をします。
コロナ後遺症外来のほかに出来る治療法
これらの症状及びずれは、骨格のずれプラス顎関節症を治せば1~2回の治療で解消し、体全体の血流が良くなり、後遺症として出ているそれぞれの症状が回復することがわかっています。
頻尿・尿漏れの後遺症
この様な症状の持ち主は、必ず小腸の下部のおへそから下の範囲の血流が悪いものです。
この部位に血流が良く流れるように、歯の噛み合わせ調整ですが、関係する部位の歯が低くなっています。これを正常な高さにする事により、回数も半分は減るものです。
足の膝、足首、股関節、肩関節については前々回のコラムをご参照ください。