コロナ後遺症と顎関節症

自覚症状のある人には必ず次項があてはまります。
例を挙げて述べます。

噛んだ時、左右共に当たっていて真中の正中の両側の2歯が当たってないならば、心臓に異常反応を起こしています。
さらに左右の糸切り歯が当たらなければ、肺、気管支、喉までが異常反応を起こします。
さらに糸切り歯より1歯奥の歯迄の高低がありますと、膵臓・胃に異常反応を起こし、さらに1歯奥になりますと脾臓・副腎、さらに1歯奥(第1大臼歯)には腎臓・大腸、1番奥の歯(第2大臼歯)は直腸・前立腺・子宮等に異常反応を起こします。

当然、内臓と関係する顔の前面の各部分、大脳(前寄りは前歯、後寄りは奥歯)手足の関節及び筋肉、手・足の指(小指は前歯、親指は奥歯)それだけではありません。左右の歯の噛み合わせの高さのバランスにより、顎関節も変わります。

オープンバイトの人だと、仮に前歯から真中辺りの歯が当たっていなければ、身体の胴体部上半分の内臓も機能低下を起こしています。

今、右側の顎関節について例を挙げて述べます。
顎関節の下顎の下顎骨の骨が入る側頭骨の関節窩との関係について述べます。

仮に、右側の前寄りの歯が高く、奥歯が低いとこの右側の側頭骨は時計の針と逆方向に回転捻じれを起こします。
そして、右側の頭頂骨の後ろが上にずれあがり、右側の乳様突起も上にずれあがり、肩は右後方に膨らみ・ずれ、左側の方は前方にずれ
つまりここで左右の肩の捻れを起こし、背中の下部はバランスをとる為に、背中の上部と逆に左背中の下部は後方へ、右背中の下部は前方に捻れ、
同じ事に骨盤の右上は後方、骨盤の左上は前方に捻れ、骨盤の下部はこの逆方向、右下は前方、左下は後方にずれ、背骨と骨盤及び首の骨の上側と下側とが逆方向に捻じれ、頭頂骨も同じように前後が背骨と全く同じ方向にずれ、足の裏も同じです。足のかかと寄りは前歯、足の指先寄りは奥歯の反応です。

話は顎関節の側頭骨に戻ります。
例として右側の奥歯の1歯だけ低いとしますと、この右側の側頭骨が時計の針と逆方向に回転捻じれを起こしますと骨盤の右側の足の付け根の股関節の腸骨も同じように時計の針と逆方向に回転をします。

右足の膝は右奥の歯が低い為に前方に「くの字」に曲がります。
この時の骨盤の真中の仙骨は右側に傾き、同時に頭蓋骨の後ろの後頭骨も下部も右方向に捻れ、頭蓋骨全体が捻れを起こします。
この時頭から身体の胴体部までの右側の血流が悪く、おしりから足先までは左側の血流が悪くなりますが、骨盤の仙骨を正常にしますと、右側の足先までが血流が悪くなります。
但し、過去に左側の一部の内臓が悪ければ、その左側の内臓にも血流が悪くなります。

話は前後しますが、
右側の前寄りの歯が高いと、右側の肩関節の右腕の骨は後方にずれ、外側にずれます。
反対側の肩は逆になります。

また、右奥歯が低い為に、
右側の足の股関節の足寄りの大腿骨頭は前方にずれ奥に入ります。左側はその逆になります。そして、右足の膝の脛骨は前方にずれます。

また、体全体及び歯の噛み合わせの正常な人は、外開きの「ハの字」になりますが、前歯が低いとつま先が内側に閉じる格好になります。
また、右側の血流も悪いと、特に右側の頭の眼、鼻、耳、喉、肺などが機能低下を起こします。

身体が捻れを起こしていますと、背中の捻れと同じように、口の中の歯を支えている上顎骨、歯槽骨が同じように前後、左右に捻じれを起こしています。新しく歯、入れ歯を作る時、体全体のバランスをとった上で、歯の噛み合わせのバランス又は新しい歯の被せ物、入れ歯を装着しなければなりません。
歯の噛み合わせのバランスをとる為に、人それぞれにずれ・捻れが違います。
長い人ならば回数も多くなり、アトピーを治すのに2年くらいかかっている人もいます。

顔、首、手は赤黒く、皮膚はシワだらけ、手で顔をこすると白い粉が落ちてくる。この様な人を治すには、赤黒い皮膚、シワは取れるには2年近くかかったものです。

今現在は歯の噛み合わせの高さ、ずれの治療はやり方を変え少し早くなっています。

アトピーは副腎だけの問題ではなく、体全体の骨格の問題と歯の噛み合わせのバランスをとる事により、副腎及び全身の血流を良くする事です。

歯の矯正治療をし、身体の不調を訴えていた人は、体全体のずれ・捻れをとりさらに顎関節を正常にし、歯の低い部分があれば高くする為に、新しい被せものを入れて完成、今までの体の不調が嘘のように消えた人でも1年以上かかっています。

但し、この様な人はワクチンは一度も打っていない為に、電磁波に対して強い体になっています。

80歳代の老人でも、若い人、中年の人でも歯の噛み合わせのバランスをとってある人は電磁波に強い傾向がある。

1度でもワクチンを打つと前回のコラムで述べたように、さらに電磁波の影響を受けて、常に全身の血流が悪く、
骨と骨との継ぎ目の関節、全身の筋肉、内臓に異常反応を起こし、そして必ず頭蓋骨の前頭骨の骨に異常なずれをいつ迄も続きます。

それだけでなく、常に首の骨の1番上の頸椎1番、骨盤の真中の仙骨等は常にずれを起こしています。身体全体の不調ですが、また内臓では特に腎臓、副腎、心臓、肺、喉に異常を起こし、関節では左右の膝関節に異常を起こしています。

過去にワクチンを1度も接種した事の無い人は、前頭骨がずれていても1回限りそこまで大きなずれは起こさないです。そこが大きな違いです。

前頭骨がずれを起こしますと、精神障害、イライラ、集中力がない、アレルギー、歩行困難、脳性まひ、言語障害、思考力減退など血流が悪い為に、人によっては認知症が起こったり色々な厄介な症状が出てきます。
それを解消する為に、顎関節症を治した上で歯の噛み合わせのバランス調整を行う必要があります。調整治療をしてある人は、身体のバランスが崩れた場合、数秒間、数分間咬む事により、一時的に頭蓋骨がずれていたものが正常に戻ります。
常にこのようなことをやるようにしていなければなりません。

頭蓋骨の一部の骨がずれますと、頭蓋骨全体がずれを起こし、さらに体全体がずれを起こしているものです。

また、顎関節窩の右側の側頭骨がずれますと、骨盤、背骨、首の骨及び頭蓋骨全部の骨を緩め、正常に戻しながら全体の歯の噛み合わせを調整する為に、もう一度、身体中の全ての骨のずれ・捻れを調整しながら歯の噛み合わせを調整しなければなりません。

最近分かってきた事は、
過去にワクチンを1度も接種していない人は、電磁波の影響を受けても、顎関節症を治し、歯の噛み合わせ調整をしてある人ならば、そこまで重度なずれを起こさないものです。

又、ワクチン接種をした人は、一般的なずれと違い、先ほど述べたように“特異なずれ”を持っています。
この特異なずれを解消する為の治療法としまして、最近分かってきたことで、全てのケースに当てはまる完璧なものではありませんが、それも最終的には身体全体を“正常な状態のまま維持しながら”歯の噛み合わせの調整を行う事が今まで以上に重要であることが分かってきました。

この方法で、コロナ感染後の神経や筋肉に表れる様々な後遺症にも対応できるものと考えています。

歯科だけの問題ではないです。医科も同じです。
内臓が悪い、頭痛がする、関節が痛い、皮膚が悪い等は体全体がずれ・捻れを起こし、その時歯を支えている上顎骨、歯槽骨も上下、左右、前後にずれ、必ず歯の噛み合わせのバランスも崩れているものです。

このように、頭の先から足先迄バランスをとる事により、血流、神経などが正常に働き、人間が本来持っている自然治癒力も正常に働かせるものです。

このように歯の噛み合わせの上下の高さ・及びバランスが非常に重要になってきます。

また、人によって個々人の症状も違い、口の中の歯の状態もみな違う為に、通院する回数も違い、歯の噛み合わせが悪いままですと症状も後戻りする為に、それぞれの患者さんのケースで治療方法も違うものです。

顎関節症は顎の痛み、顎の音、口の歪みだけの問題ではなく体全体の問題です。
その為に、顎関節症を本当に治せる歯科医は少ないものです。

歯の治療ができても、歯の噛み合わせ調整ができない為に、歯を削ったり歯を抜いたりすると、元の健康な状態の身体に戻せないものです。

歯の治療後すぐに急な症状が出なくとも、それが数か月後、数年後に内臓や筋肉に異常が生じ、医者に診てもらっても原因がわからず、対症療法の治療しかできないものです。