歯と原因不明の病気

治せない顎関節症 その理由

世界中のほとんどの歯科医は顎関節症は治せないものです。
顎の痛み、カクカクするなどの主訴の場合は、複数の歯が抜けた状態、また多くの歯に被せ物を装着しているケースを除けば1~2回で痛みが取れることが多いですが、
痛みが取れたからといって「顎関節症は治った」ということはありません。頭蓋骨および身体全体がねじれを起こしているために、顎関節の周囲の骨はずれねじれを起こしているものです。

現在、保険診療にて対応可能な範囲での顎関節症の治療では、対症療法のマウスピース(スプリント)療法で治療を行うものです。

マウスピース(スプリント)を口の中へ入れますと、下顎が前方にズレを起こすために、前歯の上下が当たりますが、奥歯に隙間ができます。

下顎が前方のずれるという事は、顎関節の下顎骨(オス側)に対してメス側の関節窩(かんせつか=関節のくぼみ)の側頭骨は、右側から見た場合、時計回りの方向に回転捻れを起こしているものです。
当然、マウスピース療法の場合、反対側の顎関節のメス側の側頭骨も同じ方向の回転捻れを起こしているものです。

また、下顎が前へずれますと、首の1番上の頚椎1番の骨も前方に引っ張られるものです。
頭蓋骨を支えているのは頚椎1番です。その接点は頭蓋骨の中の後頭骨と頚椎1番です。
後頭骨は解剖学的には頭の後ろから頭蓋底をLの字型に後ろから前へ半分以上伸びているものです。

 


From Science Databases(LSDB) Anatomography[2]

下顎が前方へずれ、また首の1番上の骨も前方にずれますと、この場合の後頭骨は頭の後ろの上部は後方へ、下部は前方へずれるために、後頭骨も回転するように前方へずれるものです。

この後頭骨の頭蓋底に直径2.5~3cmくらいの穴が開いています。
この穴を通して脳幹および脳からの各神経が伸び、血管の通じる道であり、生きていますと脳幹は後頭骨の頭蓋底の穴から首の頚椎1番、2番まで垂れ下がっているものです。
※ 死亡した場合、脳幹は収縮して頭蓋骨内へと収まります。
後頭骨、首の骨の頚椎1番、2番がずれ、捻じれにより脳幹を圧迫、捻ることにより、いろいろな原因不明の病気、時には死に至ることもあるものです。

この様に、マウスピースを長期間にわたって口の中に入れていますと、後頭骨が前方にズレを起こした状態のままでマウスピースを口から取り出しても、後頭骨が前方にずれ、脳幹の圧迫を起こしたままで身体の不調が続きます。

元の正常な状態に戻すには、顎関節の側頭骨の骨を捻じれの無い中立な状態に戻した上で、後頭骨を正常に戻すことです。

なにも、マウスピースだけの話ではなく、咬合に変化を及ぼすあらゆる治療、歯の被せ物をつけたり、歯の矯正治療などをしますと、必ず頭蓋骨全体の各骨が捻れを起こしているものです。

歯の治療をした後、半年か1年後かまたは歯の矯正治療をしている最中から、身体の不調を訴える患者さんが多いものです。(そして、それらが歯科治療に起因する不調であると気づく歯科医、医師は少ないものです)

特に、歯の矯正治療をした人は、必ず身体の不調を訴えているものです。

脳幹は下等動物にもあります。
生きてゆくために、最低必要なものです。
体温、血流、その他あらゆる生理的作用を司る働きをするものです。

また、脳幹は針で刺したような少しの傷でも即死となるものです。
30~40年前、東北地方の某歯科医の先生が上下総入れ歯の人20人を噛みあわせの高さを高くしただけで、20人皆が2年以内に亡くなったことがあるそうです。

また、歯の治療をして半年、1年位して身体の不調を訴えるか、死に至ることもあるものです。
医者は歯と病気とがどの様な関係があるのかといっている時代は長いものですが・・・。

歯と病気との深い関係を知れば、大変なことになると思います。

ここで自分の身体でテストしてみてください。
布団やベッドに仰向けになった状態で行うとわかりやすいかもしれません。

一部の1歯または2歯の咬合面にガーゼまたはティッシュペーパーを挟んで噛んでみてください。

そして、反対側の歯にも同じことをしてみてください。

その時、頭蓋骨の形と身体の胴体、骨盤、左右の足の長さなどは、みな左右が変わるものです。

最も変化が判る部位は、頭の後ろの左右の後頭骨のふくらみ、左右の乳様突起(耳後方の小豆サイズの突起)の上下、前後のずれ、左右の肩の高さ、捻れ、その他血流の流れもみな変わるものです。

この時、ずれを起こしますと、必ず脳幹の周囲の骨もずれ捻れを起こし、脳幹のストレスが強まり、自然治癒力の低下を引き起こすものです。

例えば癌を患っている人でも、骨盤、背骨、首の骨、頭蓋骨、歯の噛みあわせを正しくやれば、血流もよくなり命は助かるものです。

慢性の病気で悩んでいる人は、歯に被せ物を入れている人、歯の矯正治療をした人は自分の後頭骨に左右の手のひらを軽く当ててみてください。
必ず、左右のずれを起こし、また上顎の左右の歯のドテの内側の骨を、左右の親指で同時に軽く触れますと、必ず上下のずれ又は前後のずれを起こしているものです。
当然、上顎がずれ・捻れを起こしていますと、背骨も同じようにずれ・捻れを起こしているものです。体中が同じようにずれ・捻れを起こしているものです。

また、上下の歯を噛んだとき、口をあけたときとでは体中がずれ・捻れを起こし、正常な人と比較して、運動したり喋るだけでも毎日が疲れれるものです。

カイロプラクティックには色々なタイプ、技法がありますが難易度が高いといわれている頭蓋仙骨療法をまともにできるカイロプラクターは少ないものです。

大概は首から下の施術にとどまります。

骨盤で5年、頭蓋骨で5年、またそれ以外のタイプのカイロプラクティックをできるようにしておかなければなりませんが、その為にさらに5年10年かかり、トータルで30~40年かかるとも言われています。
また、習得や学びだけでなく、さまざまな症状をお持ちの患者さん方と接して治療を実践する経験が必要となるものです。

私の場合、3つのタイプのカイロプラクティックの学校にそれぞれ5~6年、加えて3名の指導者に毎月1~2回の指導を10年以上師事、さらに習得が難しく、多くの治療師が使いこなすのを断念したといわれる波長測定器(脳幹のストレス指数を検知して数値化できる数少ない装置)と磁石とを組み合わせて身体全体の状態を客観的に捉え、以前よりの歯科医師としての資格と経験を活かし、全身の治療からダイレクトに、歯の噛みあわせの調整をできる環境を整えました。

ここで大切なことは、歯の噛みあわせの調整を行わないで2本足でたつ、またバランス崩れにより元に戻るものです。
噛みあわせの治療と全身のずれ・捻れを取り除く治療を同時に行うことが根本治療につながる重要な要素であるといえます。