前回のコラムから続きです。
地球は太陽の周りを左回り(反時計回り)に廻っているものです。
人間の身体も、コリオリ力(こりおりりょく/地球の自転による慣性の力)を受け左右非対称になり、身体がゆがみやすくなるものです。
歯の噛み合わせに問題がなく、身体の骨格に歪みがない健康な人は、この影響を受けにくい状態です。
身体の歪みと地球の自転の関係
人間も運動場、または室内を左回りに廻りますと、右の乳様突起が上にあがります。
乳様突起は耳たぶの下部の裏側付近の頭蓋骨に凹んだ位置が、首の1番上の横突起がその近くにあります。
その少し後ろに骨の膨らみが顎関節のメス側の側頭骨の乳様突起です。
右の乳様突起が上にあがりますと、体の右半分は血流が悪くなります。
歯の噛み合わせのバランスをとってあげますと、軽く上下の歯を噛む事により、左右の乳様突起が元の正常な位置に戻り、健康体に戻ります。
ところが、右回りに廻りますと、左の乳様突起が上にあがりますが、数秒後には右の乳様突起がそれ以上に上にあがります。
全身の血流が悪くなり、上下の歯を噛んでいるときは左右の乳様突起が揃いますが、少し口を開けると乳様突起が揃わなくなります。
この様になりますと、元の正常な状態には戻りません。
顎関節症を治して歯の噛み合わせの治療
人によっては脳の一部分が圧迫されるような違和感、または首、背骨、腰が捻れているような違和感を感じるものです。
この様な症状が出た場合には、頭蓋硬膜の緊張を取り除かなければ元には戻りません。頭蓋硬膜の緊張を取れば簡単に元の健康な状態に戻ります。
ただし、顎関節症を治した上で歯の噛み合わせ調整が済んでいる人の場合の話です。
現在、当医院では顎関節症の痛み、口が開かないなどのご相談に対する治療は、1回または2回で症状そのものは取り除くことが出来ますが、歯、噛み合わせが原因の場合で完治するには、それ以上の日数がかかります。
(マウスピースでは痛み、口が開かない等の症状すら取れません)
歯の噛み合わせのバランスが狂っていますと、必ずお尻の尾骨がずれを起こしています。
お尻の尾骨を頭蓋骨の“こめかみ”と呼ばれる蝶形骨とは互いに補正しあっています。
蝶形骨は頭蓋骨の中心に位置し、道路で例えるならば交差点に相当するものです。頭蓋骨の主要な骨と接しているものです。
蝶形骨に限らず、頭蓋骨の主要な骨は骨と骨とがノコギリの歯の様にギザギザ様に互いに食い込んでおり、機械の歯車の様に互いに動くものです。
この蝶形骨は蝶が羽を広げたような形で、手で触れるこめかみの部分は羽の先端部分です。そして、左右一対の骨です。
頭蓋骨の底(下)から覗くと、大きさは1/3から1/4の面積を占めています。
歯を噛んだ時、右側の歯を低く作ってありますと、お尻の尾骨の足寄りの先端は右側にずれを起こし、頭蓋骨の蝶形骨は反対の左側にずれを起こすものです。
この場合、耳に異常を起こすのは左側となります。左の歯が低い場合は逆です。
奥歯の歯が低いと、尾骨の先端部分が後方にずれ、蝶形骨も体の右側から見ると、時計の針の回転方向に捻じれ、回転するものです。
そして、蝶形骨の前隣りの骨である、左右の歯のドテの骨である口蓋骨は、蝶形骨と接している為に、機械の歯車と同じように口蓋骨の後ろよりは下へずれさがり、口の中の奥歯の上下の隙間が狭くなり、新しく作る歯の高さが低くなってしまう原因にもなります。
(患者さんの噛み合わせが高い、低い、当たりが強いなどの感覚だけに頼る咬合調整が危険な理由です。)
また、上下の歯がなくなって、上の歯のドテと下のドテとがくっついて入れ歯を入れる隙間がほとんどなくなってしまう事があります。
この様な状態となりますと、体の胴体部の下部の内臓の血流が悪くなり、機能低下を引き起こすだけでなく、歯の低い側の股関節の大腿骨(足)、膝の脛骨は前方にずれ、膝はくの字に曲がり、さらにO脚となり、くるぶしはくの字に内側に曲がり、肩は前に傾き、おしりは後ろへズレ、歩行困難となります。
この様な姿勢になりますと、脳幹のストレス指数が10以上にあがり、喉、肺、及び持病の病気も加わり、電磁波に対しても今回のウイルスに対しても全身の血流が悪い為に簡単に身体が侵されてしまうものです。
話が逸れましたが、
左回り、右回りだけではありません。
水泳で言うならば、クロールの様に左右交互に腕を動かす運動は問題ありませんが、バタフライまたは不自然な背泳ぎでは右回りと同じ身体の異常反応を訴えるものです。
身体が感じるストレス(自覚はないが)と電磁波
自動車では現在のハイブリッド車は電磁波防御してありますが(一部のメーカはそのまま・・・)、5年前のハイブリッド車の個人タクシーの運転手が癌で死ぬ人が多いと、厚労省の役人が言っていたと人から聞いたことがあります。
(今現在の日本車はそうでもないですが)
ドイツ車、及び外国車の電気自動車は車体周囲に発生している電磁波が強いです。
昨年まではエンジンが止まっている状態の同じドイツ車に近づきますと、右の乳様突起が上にあがり、通り過ぎますとまた元に戻りましたが、今年に入ってからは同じ車種の車でも、近くを通り過ぎた後でも右の乳様突起が上にあがったままで、脳幹のストレス指数は10以上(非常に危険な状態)を示し、喉、肺に異常反応を起こし、両足を5cm位開けて真っ直ぐに立ち、眼を閉じて(集中力を付ける為)2分程度経ちますと、前後にフラフラと身体が自然に動き始めます。これは病的な状態を意味します。
(健康な状態では横8の字を描くものです)
昨年末(2019年末)から新しい人工衛星の電磁波が、今年に入ってからは5Gなどの新しい電磁波により、電磁波の影響が強くなり血流が悪くなっている人が多く、その上に新型コロナウイルスに見舞われている人間が増えています。
血流が悪い状態が慢性的に続き、自然治癒力、抵抗力、免疫力が弱体化して病人が増えやすい状況になっています。