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前かがみ姿勢が身体に及ぼす悪影響と顎関節症治療
歯を削ったり、抜いたりしたその瞬間に、機械の歯車の様に頭蓋骨の各骨がずれをおこし、骨盤、背骨、首の骨も一緒に動くものです。
特に、顎関節の近くになればなる程(奥歯)歯の噛む力は強く、特に上顎骨の歯のドテの前寄りと後寄りは遊戯のシーソーの様に、後寄りは下にさがり、前寄りは上にあがり、この上顎骨の前寄りの鼻の上の辺りの上顎骨により、前頭骨(おでこの骨)を上に押し上げ、前頭骨の内施(内側に入り込むこと)をおこし、首・肩が凝るだけでなく、首の骨は後方湾曲となり、病的な状態を作り出します。
例えば、1番奥の歯に新しい歯を被せる為に2mm削りますと、その瞬間に上下の歯を1回でも噛みますと、削ったはずの上下の歯の2mmの隙間が無くなり、上下の歯がくっつきます。新しい歯の被せ物の厚みを作る為に、さらに歯を削ることになるものです。
咬合調整を間違えると消えてしまう上あごと下あごの隙間(顎間距離)
この2mmまたはそれ以上の隙間(上顎と下顎の顎間距離)が一瞬にしてどこへ消えたのか?
どの歯医者も皆が疑問に思っているはずです。
それとも、そういったことに無関心な歯医者が多いのか?
このように、
一般的な歯医者は歯の治療(歯周治療、補綴治療など)はできても、歯を削った、歯を抜いた時におこる、上顎・下顎の歯のドテの隙間、上下の歯の隙間が消失したままの状態で元の正常な隙間に戻さず、新しい被せ物、入れ歯を作る為、
歯の噛み合わせの治療や調整は出来ないもので、歯の治療をすればするほど身体がバランスを崩し、身体の様々なところを悪くするものです。
現在の歯科医療は歯は噛みさえすれば良い、身体の事はどうでもよいという事です。
その例は、歯の矯正治療です。歯の矯正治療をしますと、必ず左右の肩が前方にずれをおこし、色々な不定愁訴を訴えるものです。
歯が低くなる事で首は後方湾曲(ストレートネックより病的な状態)
歯の矯正治療をしていない場合でも、
特に奥歯を1歯でも低く作りますと、その側の血流が悪くなりその側の肩は前かがみとなり、前頭骨(おでこの骨)は内施をおこし、首の骨は後方湾曲となり、首・肩は凝り、緑内障とも関わりがあるかもしれませんが、その側の眼圧が高くなり、眼の奥が痛くなり、鼻はつまり、耳・喉にも異常をおこし、その側の肩関節の腕側の骨も前方・外側にずれをおこし、背中の骨も異常をおこし、背骨も捻じれをおこし(前回のコラムを参照)足の股関節の足の骨は前方にずれながら外側にずれます。
膝は前方に「くの字」型に曲がるだけでなく、外側にもくの字型に曲がり、O脚となり、膝の半月板損傷を引きおこします。
また、足首のくるぶしの辺りの骨も外側にくの字型に曲がり、この様に姿勢が前かがみになりますと、血圧にも異常をおこします。
前かがみの姿勢の人と頭蓋骨の乳様突起
前かがみの人で、波長測定器を用いて検査用の磁石で反応をみますと、体のどの部位でもプラス・マイナスの両反応が出る人は低血圧、身体は常に怠く冷え症です。
その時、左右の乳様突起のうち、左側の乳様突起は上にあがっています。
話は逸れますが、
癌の人で体の一部の内臓に磁石でプラス・マイナスの両反応が出る人で、脳幹ストレス指数が高く(身体の持つ治癒力が無いことを表しています)組織検査では必ず癌の反応が出ます。
脳幹ストレス指数が低くなり、磁石でプラス・マイナスの反応が出なければ、検査では引っかからないものです。
話を元に戻します。
前かがみの人で、体中のどの部位でも磁石でマイナスの反応が出る人は、右側の乳様突起が上にあがっています。高血圧で且つ冷え症であり、肩関節、股関節、膝関節、足首などの関節に異常をおこします。
骨盤、背骨、首の骨、頭蓋骨を正常に戻した上で、歯の噛み合わせを正常にすることで、血圧は正常に戻り、冷え症なども解消され、前かがみの姿勢も解消されます。
また、四十肩・五十肩も同じです。その側の奥歯が低いのが主原因です。
上顎と下顎との間の顎間距離が短くなればなる程、下顎が前方に飛び出し、上顎も下へさがるものです。
極端な事例を挙げますと、老人の総入れ歯を入れている人が判りやすい例です。下顎が前方に出ている為に、お尻は後ろへずれ、背中は曲がり、全ての内臓の機能低下、血圧異常、足・腰も異常をおこしているものです。
最近は若い人でもこの様な反応をおこしています。
左肩の前かがみは低血圧であり、右肩の前かがみは高血圧であり、共に血流が悪く、内臓も機能低下をおこし、身体が怠く、その側の肩、股関節、膝、足首の痛みなどの違和感が出て歩行困難となります。
前屈み姿勢(さらに悪化すると猫背)と顎関節症、高血圧、低血圧の関係
高血圧、低血圧の確認については、右の乳様突起、左の乳様突起が上にあがっているかを確認する前に、必ず首の1番上の骨(頸椎1番)と骨盤の真中の仙骨を正常にした上で確認してください。仙骨がずれていますと、左右の乳様突起および前かがみが左右逆になります。
右肩が前方にずれていますと左肩が後方にずれ、高血圧の傾向があります。
逆に、
左肩が前方にずれていますと右肩が後方にずれ、低血圧の傾向があります。
心臓が左側にある為です。
低血圧の症状自体を取り除く薬はありません。
対症療法として鉄分処方、葉酸、ビタミン類や漢方薬の処方が存在しますが、効果は疑問です。歯の噛み合わせ調整をすれば、前かがみはとれて解消され、それに起因する症状もなくなります
高血圧の症状をとる降圧剤の薬はありますが、降圧剤そのものは身体にとって毒ですが、服用しなければ身体に色々な症状を打ち消すために必要ですが、色々な症状を打ち消すために歯の噛み合わせが必要になります。
現在の歯医者は、歯の治療ができても体全体のバランスをとった上での歯の噛み合わせ調整は出来ない事が大半で、どの歯が高いのか、低いのかそれがわからないものです。
「噛みさえすればよい」という考えは安易であり捨て去らなければなりません。
前かがみと歯の噛み合わせとの関係を述べましたが、前かがみと歯と電磁波と薬(ワクチンも含む)との関係になりますと、体がさらに複雑なずれをおこします。薬では身体の複雑なずれはとれません。薬は対症療法です。
最終的には前屈みは歯の噛み合わせのバランスです。